ボトックス注射とは
ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出した成分で、もともとは神経外科で、顔にけいれんのある患者の治療に使われていましたが、筋肉の動きを止める作用はシワ取りにも高い効果を発揮することがわかりました。
このボトックスをしわの周りに注入することによって、筋肉の働きを抑え、シワを伸ばすことができるというわけです。
しわ取りの方法には幾つかあり、コラーゲンやエラスチンなどのスキンケア商品や注射などを利用したり、乾燥からくるしわには保湿成分であるヒアルロン酸などを注入する方法が利用されています。
ボトックスは薬剤を利用してしわ取りを行うため、基本的には医療機関での施行となります。
この成分は食中毒を起こすボツリヌス菌と同じものですが、ボトックスは菌ではなく食中毒を起こす量の100分の1から1000分の1の一定量の毒素しか使用しませんので、その点では害の心配はありません。
しかし、熟練した専門家のもと行う事が前提とされており、副作用が100%無いとは言い切れませんから説明を良く聞いた上で行いましょう。
ボトックスは、深く刻まれたようなシワより、表情の変化によってできるしわに対してより効果があるそうです。
表情ジワの治療、特に、眉間や額の表情シワでは、動きを抑えたい筋肉数ヶ所にボトックスを注射をし、その後、2〜3日目から効果が現れます。
その間 注入した部分の筋肉が動かないので、強制的に表情のクセを止める事になるので、クセが治ってしまい、ボトックスの効果が切れても、シワが目立たなくなるケースが多くあります。
ボトックス注射は4ヶ月程度で、少しずつボトックスの効果が弱くなってくるため、はじめは4〜6ヶ月に1度、ボトックス注射を続けると、少しずつ効果が長くなります。
このボトックスの効果を長くするためには、ボトックスの効果が切れてからではなく、効果が落ち始めたかなと感じ始めたころに、ボトックスの再注射を受ける必要があります。
若々しい顔を保つためにも、ボトックス注射は、長期、定期的な治療が効果的とされています。
スキンケアを日頃から続けていき、効果が足りないと感じられた時には一度ボトックスの効果を試してみると良いでしょう。
しかしやはり自然なものから肌への潤いを与える方が副作用が無いので、食べ物からもコラーゲンなどしわに効く成分を多く含んだものを摂る様にして下さい。
乾燥が激しい場合には、保湿を十分に行うことでもしわは改善される事もあります。
安いスキンケア商品でも構いませんが、なるべくコラーゲンなどシワに効く成分が配合されているものを使い、コットンにローションを含ませてパックを行うようにすると効果的です。
シワにはコラーゲン
コラーゲン
コラーゲン (Collagen) は、皮膚 真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成する蛋白質のひとつで、多細胞動物の細胞外基質(細胞外マトリクス)の主成分である。体内に存在しているコラーゲンの総量は、ヒトでは、全蛋白質のほぼ30%を占める程多い。また、コラーゲンは体内で働くだけでなく人間生活に様々に利用されている。ゼラチンの原料はコラーゲンであり、化粧品、医薬品などにも様々に用いられている。
コラーゲン蛋白質のペプチド鎖を構成するアミノ酸は、"―(グリシン)―(アミノ酸X)―(アミノ酸Y)―" と、グリシンが3残基ごとに繰り返す一次構造を有する。この配列は、コラーゲン様配列と呼ばれ、コラーゲン蛋白質の特徴である。例えば、I型コラーゲンでは、この "―(グリシン)―(アミノ酸X)―(アミノ酸Y)―" が1014アミノ酸残基繰返す配列を持っている。(アミノ酸X) としてプロリン、(アミノ酸Y) として、4(R)ヒドロキシプロリン(プロリンが酵素によって修飾されたもの)が多く存在する。この1本のペプチド鎖はα鎖と呼ばれ、分子量は10万程度である。
(WIKIPEDIAより抜粋)